効果が変わる!加湿器の正しい置き場所について詳しく紹介します
冬場は年間で最も乾燥しやすい季節で、特に暖房器具を利用すると乾燥が進みます。
空気が乾燥すると、免疫機能が低下して風邪などの体調不良を起こすリスクが高まるとともに、肌荒れなどのトラブルにもつながりますが、加湿器を利用すればこれらのリスクを軽減することが可能です。
しかし、加湿器は置き場所によって効果が変わってくるので注意が必要です。
加湿器の置き場所は、基本的に部屋の真ん中がおすすめです。
部屋の真ん中に設置すると加湿器から出た水蒸気が部屋全体にいきわたりやすくなりますが、スペースの都合から部屋の中央に置くのが難しいという場合はエアコンなどの暖房器具の風が水蒸気を運んでくれるように設置すると良いでしょう。
ただし、暖房器具の風が直接当たる場所に設置すると、加湿器の湿度センサーが誤作動して正しく加湿されない恐れがあるので注意が必要です。
加えて、窓や壁の近くに設置すると結露が発生してカビの原因になるので、窓や壁からは離して設置しましょう。
テレビやパソコンなどの家電製品の近くも厳禁で、故障の原因になることがあるので注意してください。
また、床に直接置かないのもポイントです。
暖房中は床付近の温度が低くなるため、同じ水蒸気量でも湿度センサーが湿度を高めに検知してしまい、加湿量を抑えてしまう恐れがあります。
そのため、基本的には床から30cm以上の高さに設置すると良いでしょう。