超音波式|加湿器の種類ごとのメリットデメリットについて解説します
加湿器には大きくスチーム式・超音波式・気化式・ハイブリッド式の4つのタイプがあり、それぞれメリットデメリットが存在しますが、ここでは超音波式のメリットデメリットを解説していきます。
超音波式の加湿器は、タンク内の水を超音波で振動させて作り出したミストを放出することで加湿するタイプです。
ヒーターを使わないため消費電力が非常に小さく、電気代を抑えることができます。
ヒーターだけでなくファンも備わっていないため静音性も高く、寝室などでも稼働音を気にせずに使用することが可能です。
また、コンパクトサイズのものが多いため設置場所の自由度が高く、デザイン性に優れる製品も多いためインテリアの一部として設置することもできます。
一方で、超音波式の加湿器は水を加熱しないため、内部でカビや雑菌が繁殖しやすいというデメリットがあります。
フィルターも備わっておらず、内部のカビや雑菌が室内に広がってしまう恐れがあるので、こまめなお手入れを欠かさないことが重要です。
加えて、超音波式の加湿器は霧状のミストで加湿するため、設置場所によっては壁や窓などが結露してカビの原因になることがあります。
結露した水滴が乾くと、水道水に含まれるミネラルが結晶化して白い汚れが残ることがあるため注意が必要です。