スチーム式|加湿器の種類ごとのメリットデメリットについて解説します
加湿器と一口に言っても様々なタイプがあり、それぞれメリットデメリットが存在します。
ここでは、スチーム式加湿器のメリットデメリットを解説していきます。
水を沸騰させて蒸気を発生させ、ファンで送り出すことで加湿するスチーム式加湿器は、加湿能力が高く室内の湿度を素早く上昇させることが可能です。
温かい蒸気で加湿するので湿度だけでなく室温も上昇するというメリットもあります。
また、水を沸騰させないタイプの加湿器の場合、内部で繁殖したカビや雑菌が蒸気とともに室内に噴射されて健康を損なう恐れがあるため、こまめなお手入れが欠かせません。
しかし、スチーム式加湿器の場合は水を沸騰させるので内部にカビや雑菌が繁殖しにくいため、衛生的に使うことが可能ですし、お手入れの手間も抑えることが可能です。
一方で、スチーム式加湿器は水を加熱して沸騰させる分、他のタイプと比べて電気代が高いというデメリットがあります。
どの程度の電気代がかかるのかは製品によって異なりますが、1日8時間使用した場合、他のタイプが1ヶ月あたり数十円から数百円で済むのに対し、スチーム式は2,000円前後かかるので、この点は十分に理解しておくことが大切です。
加えて、蒸気の吹き出し口が熱くなるため、火傷のリスクがあります。
特に、小さなお子さんやペットがいる家庭では設置場所に十分に注意して使用しましょう。